疲れました…
ロシア語やってるくせに長大なロシア文学を読んだことがなく、これがその記念すべき作品となったのですが…(チェホフは読みました何点か。尤もロシア語で読んだのは『眠い』だけですけども)。
中巻の途中でイヤになり、下巻はただひたすら忍耐でした。「あとどれくらい……あ゛~まだこんなに残ってるよう~(>_<)」の繰り返し。最後までなんとか終わった時にはもう、自分を褒めてやりたくなりました。「終わった!!」以外の感想なんかありゃしませんでしたわ。
私にとって不幸だったのは、アンナとヴロンスキーが鬱陶しい以外の何ものでもなかったこと。実はサブ・キャラとはいえ、一応タイトルロールなのに感情移入出来ないというのはしんどいです。出てくるだけで疲れます。最後アンナが狂乱の末飛び込み自殺しても然したる感慨も無かったしな。ヴロンスキーも愛に苦しむとか言う前にただの「あほボン」にしか見えず…。
当時のロシアの社会やなにか、いろいろな背景を考慮して読めばいいんでしょうけど、そこまで親切な読み手にはなれませんでした。
しかし二人の場面そのほか七面倒くさい議論の場面やら宗教にたいするぐるぐる思考やら何やら以外は結構活き活きとした描写が面白かったばっかりに、とにかく最後までなんとか頑張ろうと自分を叱咤してめくり終えました。
まああの、リョーヴィンのぐるぐるな思考は勿論鬱陶しかったですよ。ですが、それはそれで地に根ざしたものに変化していくから何とか読み続けられました。
これを宝塚ではどう料理したんでしょうかねぇ…。
アンナとヴロンスキーを中心とした物語。そりゃ宝塚だし切なく美しい恋と破滅の物語だったんでしょうけども、その二人に全く肩入れ出来なかったワタクシにとっては全く想像がつきません。
遥か昔に同じトルストイの『戦争と平和』を見て、アンドレイ・ボルコンスキー侯爵(ネッシーさん)とナターシャ(まいまい)の物語に泣きまくったわけですが、あれも原作を先に読んでいたらまた違ってたのかしらん。
実はこれを読んだら、その勢いで『戦争と平和』も!と当初は思っていたんだけど、二の足踏んでます…。
とにかく、あれをロシア語で読んだしほちゃんは偉い。
ほんとに偉いです。大尊敬です。
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余計なツッコミ。
宝塚版の作品紹介とかで盛んに「ヴィロンスキー」と言ってるんだが、「Вронский Алексей Кириллович」だから「ヴロンスキー」だよね、やっぱり。


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